🦋Fruit Tea Class① 2023.8.18
今回はご帰宅…ではなく
Fruit Tea Classへ参加して参りました*°
お屋敷の半分ずつを使い分け、Tea instructorは隈川さんと伊織さんが担当されてました。
私は伊織さんから教わりまして、目の前でクリームダウンする様子を実践してくださいまして、非常に勉強になりました。
使用していた紅茶は アッサムのパンダーバ。
☆タンニンとカフェインが結びつくことでクリームダウンが起こってしまうことから、タンニンの多いアッサムのような渋い紅茶は向かないようです。
1回目は見やすいよう、4倍の濃さで3分蒸らしておられました。
時間をあけながら、ゆっくり冷やしてグラスに移すと…見事に人参ジュースのように濁った紅茶が出来上がっておりました。
試飲されていた椎名さんはお上品な言葉遣いで "紅茶の悪い所を凝縮したような…"と感想を述べられていました。
◎クリームダウンを防ぐには…
1.紅茶を一気に冷ます
→ゆっくり冷やすと起こりやすい
2.タンニンの少ない紅茶を使う
→ニルギリ:ラクシュミー、ディンブラ、キームン:フォンディエ、カフェインレスもok
3.甘くする
→氷で冷やす前にグラニュー糖を加える
との事です。
また、クリームダウンしてしまった紅茶は再度加熱or熱湯を加えることで、タンニンとカフェインが離れて透明に戻るとのこと。
そこも実技で見せて頂きました。
ただ、そこに氷を入れてしまうと再度クリームダウンしてしまうようです。
そこで今回教えて頂いたのが ダブルクーリング。
茶液を2度氷に触れさせることで冷やす手法。
1.お湯は100℃でしっかり沸かす
2.ポットでお茶を蒸らす
→茶葉・蒸らし時間はそのまま、湯量は半分
3.蒸らしたお茶をセカンドポットへ移す
→5-10℃下げることが出来る。
4.氷で満たされたポットへ移す
→溶ける氷の量を減らすため、すぐグラスへ。
5.氷1杯のグラスへ移し、完成
なお、茶液に触れる氷の面積を増やすためにつぶの小さい氷がお勧めとの事でした。
やたらかき混ぜて衝撃を与えるのもよくないそう。
美味しいものには手が込んでいるのですね。
いつもホットで飲んでいたので、クリームダウンを実際に見ることが出来て貴重な体験になりました。