君と星空をながめながら。

‧✧̣̥̇‧boys only‧✧̣̥̇‧

読書日記

スパイよさらば

ジャック・ウィンチェスター

(ブライアン・フリーマントル)

 

題名の通りのスパイ小説。

名前につられて手に取り、積読していた作品。

いつも積読してばかりなのですが、読みおわってから「早く読んでおけばよかった!」と思うところまでがいつも通り。

 

 柳広司さんのジョーカーゲームにハマってから、スパイ物が大好きになりました。

といっても、よくあるアクション物はだめで、元スパイのサマセット・モームが描くようなリアリティがあるものが好きです。

今回の作品も、秘密裏にコソコソ動き回る所とか、人間臭さ(らしさ)に満ちていてよかったです。

きっと彼のような出来る人間は、生涯多くの人から求められる運命と定まっているのでしょうね。

 

自分の感情では、冒頭からフーゴのハッピーエンドを求めてしまいましたが。