2023-05-28 読書日記 にんじん ジュール・ルナール 感受性豊かな心優しい男の子と、毒親な母とその家族のお話。 たまに兄も母親に加担したりしますが、独裁政治だと、感覚が麻痺するのでしょうね。 にんじんには酷い事をしても赦されると。 お姉さんは所々にんじんへの優しさを感じ取れる行動がみてとれます。 お父さんは真面目人間でやや亭主関白、自己中心的な部分もありますが、時折にんじんを大切にしてる様子が伺えます。 味方がいるだけでどれほど心強いことか。 ひたすらかわいそうなにんじんのお話…